京大と包括連携協定 国際運動体、グローバルアジェンダの形成などで協力へ

 京都哲学研究所(共同代表理事・出口康夫京都大学教授、澤田純NTT会長)は、京都大学と包括連携協定を締結しました。「京都の世界的な知的交流と価値創造の中心拠点としての確立に寄与すること」を目指し、人文社会科学分野を中心に協力を深めていきます。

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 今回の協定締結により、当研究所が推進する「国際的運動体の形成」と京都大学が取り組む「グローバルアジェンダの形成」という各々の活動をより一層、力強いものにしていくことを狙います。具体的には、京都での共同イベント開催、企業関係者と大学研究者との連携・交流促進、お互いが持つ国際ネットワークを活用して世界の研究者を分野横断でつなぐことなどを計画しています。尚、協定の締結・発効日は6月23日です。

 

【京都哲学研究所 出口康夫共同代表理事のコメント】

京都哲学研究所は現在、分野を超えて第一線で活躍する研究者や、哲学ひいては人文学や社会科学に関心を寄せる社会の様々なステークホルダーとの国際的なネットワークを構築しつつあります。包括連携協定を結ぶことで、京都大学の若手研究者の方々にも是非、我々のネットワークに飛び込んで来ていただき、世界に、そして社会に向けて羽ばたく一助にしていただければと期待しています。

 

【京都哲学研究所 澤田純共同代表理事のコメント】

深刻な分断と急激な変容に直面し、単純な経済成長だけを追求するにはいかない現代において、産業界には、今こそ哲学が必要だと考えています。本包括連携協定により、京都大学および京都哲学研究所のお互いの強みをかけ合わせた相乗効果で双方の目的実現を加速化させ、現代の複雑でやっかいな問題に対し、共に取り組んでいきたいと思います。

 

◇京都大学ウェブサイトの包括連携協定締結に関するニュースはこちら

 

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